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ペリカーノJr 万年筆

メーカー名
ペリカン
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万年筆なのにカラフルでポップなデザイン!

店主の木阪泰之が万年筆を使うきっかけになった1本です。それはもう十数年前に遡ります。
東京での展示会の帰り、銀座に立ち寄った銀座伊東屋さんでこの万年筆と“出会い”ました。所詮子ども向けの万年筆かと思い、通り過ごそうと思ったのですが、どうしても斬新なカラーリングに惹かれ試し書きをしてみたところ、なんともいい感じで書きやすく驚きました。

子ども向け万年筆・・・ドイツの子どもたちが初めて手にするペンということらしいのですが、日本で言うところの「書き方」ペン。私の小学校の書き方の時間は確かBかHBの鉛筆でした。ドイツは小学校から万年筆を使うのだからペリカンやモンブランなどを生んだ国は流石だなと感心しました。ドイツの小学校では『万年筆は一度書いたら消すことができないので正しく書きましょう』という授業があり、そのカリキュラム向けに製作されたモデルなのだそうです。
本体はプラスチックでありながら安っぽさは感じられず、キャップにはクリップがありません。子どもが胸ポケットに万年筆をさすというのは想定してないのだと思います。

ゴム製のグリップに楕円状のガイドが3つあり大人が使ってもかなり良い感じです。子ども用万年筆ですが、大人もシッカリ使えます。ドイツの子どもは羨ましい限り、そんな新鮮な感動でした。この出会いがきっかけで、今では万年筆に囲まれた生活を楽しんでいます。