木阪賞文堂では、レギュラーカラー(赤)以外の金魚ちょうちんの制作のご相談も承っております。
型枠作り~和紙貼りの行程は、柳井市内・近郊在住の専門職人の皆様に請け負って頂き、私共がデザイン、仕上げの色塗りを行っています。(量産型の場合はポスターカラー等で対応させていただきますが)基本は染料での制作となります。
和紙への滲み具合、中に LED 等の灯りをともした際の風情を大切にしております。
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【ご参考】
https://sirakabe.com/wp-content/uploads/2023/08/yamaguchi_20201224_02.pdf
https://sirakabe.com/wp-content/uploads/2023/08/chugoku_20210111.pdf
https://sirakabe.com/wp-content/uploads/2023/08/chugoku_20210416-1.pdf
https://sirakabe.com/wp-content/uploads/2023/08/nichinichi_20210513-1.pdf
1 年以上掛けた 五輪金魚ちょうちんの企画・制作が一段落しました。
デザイン、塗り、試行錯誤の中で素敵な金魚ちょうちんが出来たと今は感じています。
塗れ(描け)ば塗る(描く)ほどその精度は高くなりました。楽しかった。
当初は『なぜ紺色なんだ』とYahoo ニュース等でも揶揄され挫くじけそうになりましたが 、
大 会 が 始 ま る とTOKYO2020 オフィシャルショップ公式サイトでは早々に完売となりました。
救われました。嬉しかった。
今は個別にお問い合わせを頂いた全国の皆様への受注分を通常業務終了後にコツコツと制作しています。
あとわずかで完了します。
山口県で唯一の伝統工芸品としてセレクトいただいたのでそれなりのプレッシャーがありました。
通常作業の 3 倍以上の行程を要し一時ヘトヘトになりましたので今はホッとしてます。
染料、インク、筆、紙等々の知識や経験が覚醒した感があり、文具店主でよかった。
不易流行。つくるって楽しい。
さぁ、引き続き身の丈に応じた“令和の北前船プロジェクト”を深耕(進行)し、
柳井らしい街の活性化のお手伝いをさせて頂きます。
結びになりますが、今回の五輪金魚ちょうちんに関わっていただきました皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。(記:木阪泰之